テクノロジーの発達は、医療の現場でも取り入れられることを期待されています。
そんな中、こんなニュースを見つけました。
Using A.I. to Detect Breast Cancer That Doctors Miss
3月5日のニューヨークタイムスによれば、ハンガリーでは乳がんの早期発見にAIが活用できないか…と議論がされているとのことです。
実際にハンガリーでは21年からAIシステムが導入されているようで、放射線医師が見逃したかもしれないがんの兆候をチェックするのに役立っているそうです。
もちろん、まだまだ問題は山積みであると記事では語ってはおりますが、実際に医師が見逃したガンを、AIが特定したこともわかっているとのこと。
これは驚異的なことですよねー
医師とともにAIが戦える未来
ここで気になってくるのが、AI技術は放射線医を廃業に追い込むか…という点ですが、記事内ではあくまで医師とAIは協力していくこと、と語っています。
それもそうですよね…
なによりここで大切なのは、患者の命を救うこと、ですからね。
もし仮に自分が見逃したことによってその命を救えなかったとしたら、歯がゆさでいっぱいでしょう。
それが、AIという力を借りることで、よりその精度があがる…救える命が増える…であるならば、それに越したことはありません。
いやむしろ、そうあるべきです。
それをプライドが邪魔してか一方的に毛嫌いして、患者の命を救えないであれば話になりません。
そんな医者は引退するべきですよね。
そうではなくて、使えるものは使う。
ましてや、高精度なAIを導入することで、より一層患者の命が助かる可能性があるならば、使わない手はありませんからね。
記事によれば、アメリカ国立がん研究所は、乳がん検診マンモグラフで約20%もの乳がんが見逃されていると推定されている、と記載されています。
The National Cancer Institute has estimated that about 20 percent of breast cancers are missed during screening mammograms.
であるならばなおのこと、医師とAIがタッグを組み、患者を救うことこそが、最優先であることはまちがいないですよね。
おわりに
今回はあくまで乳がんの早期発見にAIが使われるといった記事になります。
しかしこれは、AIの可能性を広げるものであり、特に医療の現場では使うべきテクノロジーであることは間違いありません。
例えば医療ミスを防げる可能性も大いにあるわけですからね。
バラモスを倒すのに、勇者一人でなんて鬼畜ゲーもほどがあります。
戦士がいて、僧侶がいて、魔法使いがいて、協力したからこそ、世界を救えたのです。
AIという最強の仲間の力を借りて、損はないはずです…